制限速度までスピードが出せないのは?
今日は東北自動車道を走りました。岩槻から佐野藤岡までの41Kmの区間が制限速度が120Km/hになっています。この間は車線が3車線あり路肩も広くなっています。制限速度が120Km/hになったのは乗用車、中型までの貨物車、自動二輪車などで、大型貨物自動車やトレーラー、大型特殊自動車、三輪自動車などは最高速度は80Km/hのままです。
私の車は普通自動車なので120Km/hの制限速度対象ですが、この区間の半分以下しか120Km/hで巡航することはできません。大きな貨物車は路肩に近い走行車線を80Km/h程度で走っています。80Km/hから100Km/h 程度のスピードで中型トラックや軽自動車が中央の走行車線を走っています。この中央の走行車線から100Km/hに満たないスピードの車を追い越すために中央分離帯に最も近い追い越し車線に100Km/h程度のスピードの車が出てくるというのが実体だからです。つまり左にある遅い車線+アルファに車が追い越しのため右側の車線にちょくちょく出現するために右側にある車線も左の車線に引っ張られています。
アウトバーンは速い車が優先
ドイツのアウトバーンではどうなっているのか気になりオンラインで調べたところ、車線毎の役割が明確で、自分よりも速い車が後ろから来たら、その早い車に優先権があるので道を譲るというのが徹底されているとありました。
速い車が遅い車を抜いていくのではなく、遅い車が速い車に道を譲る。その違いがスピードを決めていて、この違いはとても大きいことなのだと思います。
みんなの意識の違いが社会の効率を変える例として面白いと感じました。
ではまた!
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