世界を変えるイノベーションの最前線
エレン・ラプトン/カーラ・マカーティ/マルチダ・マケイド/シンシア・スミス(著)
クーパーヒューイット国立デザイン博物館 現代デザインキュレーターの4人により、2010年ナショナルデザイントリエンナーレ「なぜ今デザインなのか?(Why Design Now?)」展をまとめた書です。
エネルギー・移動性・コミュニティ・素材・豊かさ・健康・コミュニケーション・シンプリシティ・などの社会問題という問いに対し、この時点でのデザイン思考によって生み出されたアイデアを紹介しています。
イントロダクションに書かれた「ーデザインプロセスは多くの場合、シンプルさの追求と重なる。多くのデザイナーは、目的を明確化した統一性のあるコンパクトなシステムを創ろうとしている。生産プロセスを簡素化して素材の種類と量を減らそうとするとき、シンプルさの追求から、デザインの経済的・倫理的価値と美意識が生まれてくるー」はデザイン思考が目指す指向性を上手く表現しています。
多くのカテゴリーの社会問題に対しての様々な取り組みが俯瞰でき、どのような視点から問いを立て、アイデアをだしたのかを沢山知ることができ、これから何を作るかということを日々考えているクリエイターに是非とも読んでもらいたい書です。
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