「創造」を普通の人たちが行うための方法論が書かれた書です。
「創造」を「自分で目的を設定して、自分にとって新しい作品や作業を新たに造ること」と定義して、目的の設定を要件定義と呼び、この要点定義が的確であれば、アイデアの幅を広げることができ解決手段も決まるとしている。
その解決手段には自分の課題を抽象化してTRIZという思考演算子をつかうことでデータベースで体系化された一般解を見つけ、自分の課題に具体化する手法を解説しています。
この手法を実践することは大変ですが、デザインする製品の要件定義をする際にTRIZを意識的に活用してみると広く検討ができるのではないかと思います。
デザインでソリューションを考える時に、知っておいた方が良い思考法だと思います。是非読んでみてください。
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