デザインディレクション講座のターゲットと記述範囲

target-and-descriptive-area デザインディレクションとは

このログで分かること

 このログはさまざまな事業を行っているビジネスパーソンの方々で、プロダクトやサービスなどのデザインを発注・評価・決定を行う必要に迫られた方に向けて、デザインを理解しデザイン・ディレクションという仕事のノウハウを記したログです。ですからビジネスパーソンに限らずデザイナとして活動されている方や、デザインを学んでいる学生の方にもぜひ読んで頂きたい内容です。

 デザインは製品について考えたすべてが如実に形となって現れます。ノウハウを覚えたからすぐに満足いくデザインディレクションができるわけではありませんが、自分で考え答えを導き出すためのヒントを記していきますので参考にしてください。

なぜ今まで分からなくても済ませてこられたか

 ビジネスパーソンであるあなたが、自身の企画を製品化する過程でデザインと関わる際、また様々な経緯でデザインを管掌することになった際に、デザインについて意見を求められ、自分はデザインで必要とされるスキルと知識を全く持っておらず何を言ったら良いか全くわからず困った、という経験をされた方は非常に多いと思います。

デザインのことを聞かれると何を言っていいか分からない・・・

 これは経営者になった場合はなおさら困る問題です。デザインは専門外だからといって、デザインに全く触れずに事業を行うことはできません。事業コンセプトを考え起業したり、企業の中で出世競争を勝ち抜いて経営者になったり、事業継承を受けて経営者になるなど、経営者になる道はいろいろだと思いますが、経営者になれば様々な判断をすることになります。それも最終決断を常に求められることになります。この最終決断の大きなひとつにデザインの決定も含まれます。

このログのおおまかな構成

 デザインディレクションに関して全体は以下の6カテゴリ構成になっています。関連する項目には極力リンクを貼り分かり易いログにしていきたいと思います。また各章は書き足しや修正は随時行い、リンクの追加や変更も行いログ全体の使い勝手の向上を図っていく予定です。

<デザインディレクションのすすめ> ビジネスパーソンがデザイン・ディレクションを行う理由とその必然性。またなぜ難しいと思うのかを考えます。

<デザイン条件のまとめ>デザイナへデザインを依頼する際にインプットする情報の整理と優先順位の付け方を考えます。

<コンセプトメイク・プロセス>製品コンセプトを作る理由とコンセプトメイクの概要を記します。くわしくは別途記していきたいと思います。

<デザイン開発プロセス>製品コンセプトに沿ってデザインディレクションするプロセスを考えます。

<デザインの評価方法>デザインの評価軸を導き出し客観的な評価と決定を行う方法を考えます。

<フィードバック>製品開発終了後のステークホルダーへのフィードバックを考えます。

 他に下記についても随時ログを追加していきたいと思っています。

<デザインディレクションの知識・ノウハウ・スキル>

 デザインディレクタとしてデザイナを始めとするステークホルダーとのコミュニケーションを円滑にするための最低限の知識や、ノウハウ、自身の考えを伝えるためのスキルについて記していきます。

 これらは全て読者であるみなさんの業界の背景や事情、社会状況、さらには目指す指向性によって異なりますから、これが絶対に正しいという回答はありません。このログで自ら考え答えを出すためのヒントを見つけてください。

ではまた!(2023/12.更新しました)

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