デザイン書籍の紹介
NHK総合文化研究所に勤務した著者の岩下豊彦が「放送番組特性と視聴者評価との対応をどう取るか?」ということを検討した結果、アメリカの心理学者のオズグッド(Osgood, C.が提唱したSD法(Semantic Differential Technique)へ辿り着き試行し、紹介してくれている書です。
SD法の正確さと再現性には課題があるが、コトバになっていないモノゴトを個人がどのように感じたのかという違いをを調べるための方法としては非常に効果的だと思います。
モノゴトをどのような感情であればユーザーは共通の受け止め方をするのか、また個人差が発生するのかを知る方法として、差異を定量的に調べようとする手法です。
このSD法はある特定の範囲内で相対比較した結果が解析する定量値になりますから、カテゴリーが全く違うモノゴトを同一遡上で比較することはできません。
特定の範囲内とはいえユーザーの受け止め方を相対比較するというこのは、デザインを評価するに際にコトバにするためにはとても使える考え方ですので、デザインをするため、デザインを評価するために是非読んでみてほしい本です。今は絶版ですので図書館または古書店で探して是非是非、読んでみてください。
コメント