著者の大学での講義録をもとに再編集を行った本。
前半はデザイナーやクリエイターを目指す学生へ、言葉の重要性と思考方法を紹介しています。
後半は様々な事例を引き、クリエイターはもっとしっかりとクリエイションをして欲しいというメッセージが強く押し出されています。
また現代の慣習は江戸時代から続いたコトが多く、常識は第二次世界大戦以降に生まれたものが多いため、そろそろ見直すことが大切だと訴えています。
例示されるカテゴリーが広範かつユニークで筆者の伝えたいという熱意を感じ、この本の面白いところであり特徴となっています。しかし例になっているモノゴトを既知な人にとっては理解できますが、未知の人にはもうすこし詳しく説明してもらったほうが、分かり易かったと思います。
この本は題名の「ことば・ロジック・デザイン」からデザインをことばにするロジックについて書かれた本かと思いましたが、著者からクリエイターへ「どうデザインするかの前に、何をデザインすべきか良く考えて欲しい」というメッセージが詰まっている本で、著者の熱い思いが共感できました。
クリエイターは是非読んでみて欲しいと思います。
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